マーケットコメント


テクニカル分析

2022-03-07

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

7日、大幅続落、原油先物の大幅高を嫌気して日経平均は1年4ヵ月ぶりの安値

7日、ウクライナ情勢の悪化が嫌気され東京市場は売り先行となり、日経平均は351円安で始まった。また米欧諸国がロシアからの原油の輸入禁止を検討すると伝わったことが原油先物価格の上昇につながると、企業業績の悪化懸念やインフレへの警戒が強まり下げ幅を拡大する展開となった。日経平均は25,006円まで下落し、一時971円安となる場面があったが、25,000円割れ寸前のところで下げ止まると、午後には買い戻しが入ってわずかに下げ幅を縮めたものの1年4ヵ月ぶりの安値水準で終えた。そうしたなか業種別では、鉱業、石油・石炭、海運、卸売、電気・ガスの5業種が値上がり。一方値下がりは、空運、輸送用機器、繊維、精密機器、金属製品など28業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、INPEX、日経ダブルインバースの上昇が目立ったほか、川崎汽船、住友金属鉱山、商船三井などが高かった反面、レーザーテック、日本航空の下落目立ち、ファナック、デンソー、日立なども安かった。日経平均株価の終値は25,221円41銭、-764円06銭、TOPIXの終値は1,794.03ポイント、-50.91ポイント。売買高は概算で17億50百万株、売買代金3兆7,199億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)