マーケットコメント


テクニカル分析

2022-03-02

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2日、ウクライナ情勢の悪化で売られた欧米株に連動し、4営業日ぶりの大幅反落

2日、ウクライナ情勢の悪化による資源価格の上昇が嫌気され、NYダウなど米主要3指数が揃って大幅安で終えていたことを受け、東京市場も大幅に反落して取引が始まった。日経平均は312円安で始まり、しばらくもみ合いが続いていたが、上値の重たさが嫌気されるとまとまった売り物が出て、株価水準を切り下げて午前の取引を終えた。また午後に入ってからも売り物に押される展開になると、26,313円をつけるなど一時531円安となる場面があったが、時間外のNYダウ先物がプラスで推移していたことから取引終了にかけて買い戻しが入り下げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、鉱業、石油・石炭、非鉄金属、海運の4業種が値上がり。一方値下がりは、ゴム、輸送用機器、保険、ガラス・土石、空運、金属製品など29業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、サイバーセキュリティクラウド(マザーズ)が買われ+12.52%と上昇が目立ったほか、原油ダブルブル、INPEX、ネクソンなどが高かった反面、ブリヂストン、日立、トヨタ自動車、日立金属などが安かった。日経平均株価の終値は26,393円03銭、-451円69銭、TOPIXの終値は1,859.94ポイント、-37.23ポイント。売買高は概算で14億25百万株、売買代金3兆1,119億円。
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