マーケットコメント


テクニカル分析

2022-03-01

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1日、3日続伸、日経平均は一時27,000円台を回復するも伸び悩んで終了

1日、ロシアとウクライナの停戦協議が行われ交渉が継続されると伝わったことや、米国市場でナスダック総合指数が上昇していたことが手掛かり材料となり、指数への寄与度が高いハイテク株が買われ日経平均は300円超値上がりして始まった。その後も買い優勢が続いて上げ幅を広げると、27,013円をつけるなど一時486円高となる場面があった。ただ、27,000円を超えてさらに買い上がる動きは見られず、じわじわと上値が重たくなって午前の取引を終えた。また午後に入ってからは、上値の重たさから取引終了にかけて売り物に押されると、上げ幅を縮めると同時に今日の安値圏で取引を終えた。そうしたなか業種別では、海運、鉱業、サービス、情報・通信、電気・ガスなど23業種が値上がり。一方値下がりは、空運、紙・パルプ、銀行、水産・農林など10業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、マネックスG、FRONTEO(マザーズ)がそれぞれ+19.31%、14.17%と上昇が目立ったほか、ベイカレントコンサルティング、メルカリ(マザーズ)、商船三井、エムスリーなどが高かった。一方値下がりは、日経ダブルインバース、三菱UFJFG、三井物産、三井住友FGなどとなっている。日経平均株価の終値は26,844円72銭、+317円90銭、TOPIXの終値は1,897.17ポイント、+10.24ポイント。売買高は概算で12億47百万株、売買代金3兆0344億円。
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