マーケットコメント


テクニカル分析

2022-01-28

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

28日、4営業日ぶりの大幅反発、売買代金も連日の3兆円超えで大商いが続く

28日、前日までの大幅安の反動や週末の買い戻しが入り、東京市場は反発して取引が始まった。日経平均は259円高で始まり、買いが一巡すると売り物に押されて119円高まで上げ幅を縮める場面があったが、押し目買いが入って持ち直すと26,700円台に乗せて午前の取引を終えた。また午後に入ってからはドル円が115円台半ばで推移するなど、円安に振れていたことが輸出関連株の買い安心感につながると、日経平均は26,731円をつけるなど560円高となった。ただ週末だったことから取引終了にかけて膠着感の強い値動きとなり、そのまま今日の高値圏で終えた。時間外のNYダウ先物がプラス圏で推移していたことも支えとなった。そうしたなか業種別では、海運、化学、紙・パルプ、輸送用機器など32業種が値上がり。一方値下がりは鉄鋼のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、信越化学が+7.62%と上昇が目立ち、日経レバレッジETF、リクルートHD、アドバンテスト、ソニーG、ダイキン工業などが高かった反面、富士通が-9.95%と下落が目立ち、日経ダブルインバース、キヤノン、レーザーテック、日本製鉄などが安かった。日経平均株価の終値は26,717円34銭、+547円04銭、TOPIXの終値は1,842.44ポイント、-49.41ポイント。売買高は概算で13億29百万株、売買代金3兆3,464億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)