マーケットコメント


テクニカル分析

2022-01-24

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24日、一時318円安となるも午後にプラスに転じて反発して終了

24日、週末の米国株が続落で終えていたことが嫌気され、東京市場は続落で取引が始まった。日経平均は27,300円を割り込んで始まり、その後27,203円をつけるなど一時318円安となる場面があった。ただ売りが一巡すると買い戻しが優勢になって徐々に下げ幅を縮めた。また、時間外のNYダウ先物などがプラスで推移して上げ幅を広げていたことも買い戻しにつながると、午後に入って14時過ぎにプラスに浮上した。ただ、香港ハンセン指数がマイナスで推移するなど、他のアジア市場が下落していたことから積極的な買いが入らず小幅反発で終え、売買高、売買代金ともに先週末よりも減少している。そうしたなか業種別では、鉱業、海運、銀行、ガラス・土石、繊維、石油・石炭など21業種が値上がり。一方値下がりは、証券、商品、精密機器、その他製品、陸運、空運など12業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、川崎汽船が+6.24%と上昇が目立ったほか、INPEX、商船三井、日本郵船などが高かった反面、SHIFT、日本電産、ベイカレントコンサルティングなどが安かった。日経平均株価の終値は27,588円37銭、+66円11銭、TOPIXの終値は1,929.87ポイント、+2.69ポイント。売買高は概算で10億80百万株、売買代金2兆6,447億円。
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