マーケットコメント


テクニカル分析

2022-01-20

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20日、買い戻しやアジア市場の堅調さが指数を支え、3日ぶりの反発

20日、米国株が続落で終えていたことが嫌気され、東京市場は小幅安で始まり、その後下げ幅を広げ27,217円をつけるなど一時249円安となる場面があったが、主力株に押し目買いが入ると、下げ幅を縮めると同時にプラスに浮上して午前の取引を終えた。また中国人民銀行が政策金利を引き下げると発表したことが伝わり、香港ハンセン指数が2%を超す上昇率となっていたことに加え、時間外のNYダウ先物がプラス圏で推移していたことなどが買い安心感につながると、午後に入ってさらに上げ幅を広げ415円高となったが、取引終了にかけて利益確定売りに押され、結局伸び悩んで終えた。そうしたなか業種別では、精密機器、サービス、その他製品、食料品など28業種が値上がり。一方値下がりは、海運、保険、鉱業など5業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソニーG、伊藤忠、ベイカレントコンサルティング、Enjin(マザーズ)などが高かった反面、商船三井、日本郵船、日経ダブルインバースなどが安かった。日経平均株価の終値は27,772円93銭、+305円70銭、TOPIXの終値は1,938.53ポイント、+18.81ポイント。売買高は概算で12億82百万株、売買代金3兆1,657億円。
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