マーケットコメント


テクニカル分析

2022-01-19

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19日、大幅続落、日経平均は一時942円安となるも下げ渋り、大商いで終了

19日、米長期金利の上昇が嫌気されダウやナスダック総合指数など主要指数が下落して終えていたことが嫌気され、東京市場も売り先行で始まった。日経平均は28,000円を割り込んで始まり、27,800円を挟んだ値動きで午前中はもち合いを続けていたが、昼休み中の時間外のNYダウ先物が下落していたことに加え、上海総合指数がマイナスに沈んで終えたことなどが売り材料となって午後に下げ幅を広げて取引が始まると、取引終了にかけて先物主導で売り圧力が強まり27,314円をつけ942円安となる場面があったが、取引終了間際に買い戻され、わずかに下げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では紙・パルプのみが値上がり。値下がりは、海運、電気機器、精密機器、輸送用機器、鉄鋼、金属製品など32業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、値上がりは、日経ダブルインバースと日経平均ベア2倍の2銘柄のみで、ソニーGが-12.79%、川崎汽船が-10.28%と下落が目立ったほか、日本郵船、商船三井、日本ペイントHD、リクルートHD、レーザーテックが7%超の下落率で終えた。日経平均株価の終値は27,467円23銭、-790円02銭、TOPIXの終値は1,919.72ポイント、-58.66ポイント。売買高は概算で15億13百万株、売買代金3兆5,277億円。
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