マーケットコメント


テクニカル分析

2022-01-18

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

18日、日経平均は一時25日MAを上回るも上ヒゲ陰線を形成して反落で終了

18日、東京市場は買い先行で始まった。日経平均は5日移動平均線を上回って始まり、上げ幅を広げる展開となった。また昼休み中に日銀金融政策決定会合の結果が現状維持と伝わると、買い戻しが優勢となって午前の高値を上回って午後の取引が始まり、下向きの25日移動平均線を上回る場面があった。ただ戻り売りに押されて25日移動平均線を割り込むと、今度は急速に上げ幅を縮める展開となってマイナスに沈んだ。また、5日移動平均線も下回って200円安になる場面があったが買い戻され、上下のヒゲが長い陰線を形成して終えた。そうしたなか、TOPIXも上昇した場面では下向きの5日、25日、75日移動平均線を下回ると同時に、緩やかに低下を続ける200日移動平均線も下回る場面があったが、取引終了にかけて買い戻されて終えた。一方日経500は小幅続伸で終えたが、5日移動平均線に押し返され、日経平均、TOPIXと同様に上下のヒゲが長い陰線を形成して終えている。TOPIXの株価水準が低下してきており、明日以降、200日移動平均線上を維持できるかが注目される。
(インベストラスト会員向けコメントあり)