マーケットコメント


テクニカル分析

2022-01-18

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18日、続伸して始まるも米長期金利の上昇が嫌気され、マイナスに沈み反落で終了

18日、NY市場が休場で手掛かり材料が乏しいなか、前日の上昇の流れが続いて東京市場は続伸して取引が始まった。日経平均は28,400円台を回復して始まると、じわじわと上げ幅を広げ28,500円台を回復して午前の取引を終えた。また昼休み中に日銀金融政策決定会合の結果が現状維持と伝わると、225先物にまとまった買いが入って上げ幅を広げ、日経平均は28,600円台に乗せて午後の取引が始まり、28,690円をつけるなど一時356円高となる場面があった。ただ、時間外のダウ先物が米長期金利の上昇を嫌気してマイナスに転じて下げ幅を広げると、日経平均も225先物主導で急速に上げ幅を縮める展開となってマイナスに沈み、28,129円をつけ203円安まで売られたが、買い戻しが入って下げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、鉱業、石油・石炭、精密機器、陸運など7業種が値上がり。一方値下がりは、鉄鋼、紙・パルプ、ゴム、倉庫・運輸、銀行、ガラス・土石など26業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ENJIN(マザーズ)が+21.54%と上昇が目立ったほか、スノーピーク、三井ハイテック、HOYAなどが高かった反面、日本製鉄、JFEHDの下落が目立ち、三井住友FG、三菱UFJFGなどが安かった。日経平均株価の終値は28,257円25銭、-76円27銭、TOPIXの終値は1,978.38ポイント、+8.33ポイント。売買高は概算で12億26百万株、売買代金2兆8,125億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)