マーケットコメント


テクニカル分析

2022-01-17

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17日、3営業日ぶりの反発、一時上げ幅を広げるも上値が重く商いも大幅に減少

17日、前週の大幅安の反動から買い戻しが優勢となって取引が始まった。日経平均は200円程値上がりして始まり、取引開始1時間後には28,449円をつけるなど一時325円高となる場面があったが、今晩の米国市場が休場で商いが減少するなか買いが続かず、上げ幅を縮めて午前の取引を終えた。一方午後に入ると、ドル円が114円台半ばで推移するなど先週末よりも円安で推移していたことや、午前中に発表された中国の経済指標が低水準ながらも予想を上回ったことなどが下支えとなり3営業日ぶりの反発で終えた。そうしたなか業種別では、鉱業、ゴム、紙・パルプ、輸送用機器、精密機器など26業種が値上がり。一方値下がりは、鉄鋼、海運、保険、金属製品など7業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ベイカレントコンサルティングが+16.30%、SHIFTが+8.55%と上昇が目立ったほか、ファーストリテイリング、任天堂、三菱商事などが高かった反面、スノーピークが-23.18%と下落が目立ち、日立、JFEHD、川崎汽船、レーザーテックなどが安かった。日経平均株価の終値は28,333円52銭、+209円24銭、TOPIXの終値は1,986.71ポイント、+9.05ポイント。売買高は概算で9億95百万株、売買代金2兆3,178億円。
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