マーケットコメント


テクニカル分析

2022-01-14

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14日、大幅続落、TOPIXは200日MA上を維持、日経平均はサポートライン上を維持

14日、米国株安が売り材料となり、東京市場は窓をあけて下落して始まった。日経平均は昨年8月20日の終値と12月20日の終値を結んだサポートライン上ぎりぎりで始まったが、その後サポートラインを割り込んで下げ幅を広げる展開となった。またTOPIXも同様に窓をあけて5日と25日移動平均線を下回って始まり、下げ幅を広げた場面では200日移動平均線を下回って午前の取引を終えた。一方午後に入ると、日経平均、TOPIXともに買い戻しが入って下げ幅を縮める展開となり、日経平均はサポートライン上を維持すると同時に、TOPIXは200日移動平均線上を維持し、下ヒゲ陰線を形成して終えた。そうしたなか日経500は、拡大しているボリンジャーバンドの-3σを一時下回ったあと、他の指数と同様に買い戻しが入って下ヒゲ陰線を形成したが、昨年7月20日の終値の水準まで下落して終えた。日経平均、日経500ともに週足では、13週、26週、52週移動平均線を下回って終えており、これらの移動平均線上を回復できるかが注目される。
(インベストラスト会員向けコメントあり)