マーケットコメント


テクニカル分析

2022-01-14

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14日、大幅続落、米国株安と円高が売り材料となり日経平均は一時28,000円割れ

14日(金)、米国で金融正常化が早期に進むとの見方が広がったことからハイテク株を中心に売られ、ナスダック総合指数が下落していたことが東京市場の売り材料となった。またこの日がミニSQだったこともあって、日経平均採用銘柄にすべて値がつくと、その後は売り物が増えて急速に下げ幅を広げる展開となり、午前の取引終了前には28,000円を割り込んで27,889円をつけるなど一時599円安となる場面があった。一方、午後に買い戻しが優勢となって始まると徐々に下げ幅を縮めたものの、週末で戻し切れずに大幅続落となりSQ値も下回って終えた。そうしたなか業種別では、海運、水産・農林、小売の3業種が値上がり。値下がりは、サービス、不動産、機械、電気機器、その他製品、卸売、化学、ガラス・土石など30業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ファーストリテイリングが+8.07%と上昇が目立ち、セブン&アイHD、日経ダブルインバース、商船三井などが高かった反面、SMC、ファナック、リクルートHD、エムスリーなどが安かった。日経平均株価の終値は28,124円28銭、-364円85銭、TOPIXの終値は1,997.66ポイント、-27.92ポイント。売買高は概算で14億08百万株、売買代金3兆4,410億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)