itrust アイトラストテクニカル分析講座2010

13日、前日の大幅高の反動で東京市場は売り先行で始まった。日経平均は25日移動平均線を下回って始まり、しばらくもち合いが続いたものの25日移動平均線を上回ることができず、徐々に売り物が優勢となって下げ幅を広げて午前の取引を終えた。また、午後に入ってからも上値の重たい値動きが続くと、取引終了にかけてまとまった売り物が出て5日移動平均線を下回る場面があったが買い戻しでかろうじて維持し、下ヒゲ陰線を形成して終えた。また、日経500は下向きの5日移動平均線上を回復して始まったにもかかわらず売り物に押し返されて維持できず、大陰線を形成して終えている。一方TOPIXも反落となったが、前日上回った下向きの5日や75日移動平均線上を維持して終えており、日経500の下落が続くなか、TOPIXが移動平均線上を維持して市場全体の支えになるかが注目される。
（インベストラスト会員向けコメントあり）