マーケットコメント


テクニカル分析

2022-01-13

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13日、利益確定売りに押され終日マイナス圏で推移し、大幅反落で終了

13日、前日の大幅高の反動や小売企業の業績発表が始まるなか、利益確定売りが優勢となって東京市場は売り先行で始まった。日経平均は100円程値下がりして始まり、しばらくもみ合いが続いたが、上値の重たさが嫌気されると売りが優勢となり、下げ幅を広げて午前の取引を終えた。また、昼休み中の他のアジア市場がまちまちで冴えない値動きとなっていたことや、為替市場でドルが売られ、114円台半ばまで下落したことも輸出関連株の上値の重石となって指数を押し下げると、取引終了にかけて売り物が膨らみ、日経平均は一時300円を超す下げ幅となったあと、下げ渋って終える結果となった。そうしたなか業種別では、鉄鋼、非鉄金属、紙・パルプなど12業種が値上がり。一方値下がりは、精密機器、小売、サービス、陸運、その他製品、情報・通信など21業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、住友金属鉱山、日本製鉄、JFEHD、三菱商事などが高かった反面、イオン、オリンパス、HOYA、リクルートHDなどが安かった。日経平均株価の終値は28,489円13銭、-276円53銭、TOPIXの終値は2,005.58ポイント、-13.78ポイント。売買高は概算で11億63百万株、売買代金2兆7,679億円。
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