マーケットコメント


テクニカル分析

2022-01-05

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5日、日経平均、TOPIXともに株価水準を切り上げ続伸するも、日経500は反落

5日、前日の大幅高の反動から、日経平均は小幅安、TOPIXは小幅高とまちまちで始まった。日経平均はプラスに浮上したあと再びマイナスに沈むなど方向感のない値動きとなったが、TOPIXはボリンジャーバンドの上向きに変化した+2σを上回って始まると、上げ幅を縮めた場面でも+2σがサポートになって持ち直し、+2σ上を維持すると同時に小陽線を形成して終えた。一方、日経平均はプラスに浮上した場面では、上向きに変化した+2σが上値をおさえる格好となり、小陽線を形成したものの+2σを上回ることができずに終えている。そうしたなか、日経500は反落して始まったあと売り物に押され、上向きの5日移動平均線上を維持したものの、下向きの75日移動平均線と上向きの+1σを下回って終えた。先物のない日経500が売られており、明日以降、日経500が5日移動平均線上を維持できるかが注目される。
(インベストラスト会員向けコメントあり)