マーケットコメント


テクニカル分析

2022-01-04

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4日、3営業日ぶりの大幅反発、日経平均、TOPIXは75日MAや抵抗線を上回って終了

4日、NYダウとS&P500が過去最高値を更新していたことや、ドルが上昇して115円台に乗せたことが買い材料となり、東京市場は大幅な反発で始まった。日経平均は大納会で下回った200日や5日移動平均線に加え、下向きの75日移動平均線を一気に上回って始まると、一旦売り物に押される場面があったが、75日移動平均線を下回って上向きの5日移動平均線に接近したところで売りが一巡すると、今度は買いが優勢となって取引開始時の高値を上回る展開となった。また午後に入ってからも買い優勢が続くと、昨年9月14日の終値と同年11月22日の終値を結んだ抵抗線を上回り、下ヒゲ陽線を形成して終えた。また、TOPIXと日経500も下向きの75日移動平均線を上回って下ヒゲ陽線を形成して終えたが、日経500は昨年12月16日の高値や日経平均と同じ日付の終値と終値を結んだ抵抗線に届かずに終えている。明日以降、3指数ともに株価水準を維持して、日経500が抵抗線を突破できるかが注目される。
(インベストラスト会員向けコメントあり)