マーケットコメント


テクニカル分析

2021-12-30

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30日、続落、年内最終取引は5日と200日MAを下回り、陰線を形成して終了

30日、東京市場は売り先行で始まった。日経平均は下向きの5日と同200日移動平均線を下回って始まり、下げ幅を広げて下向きの25日移動平均線に接近する場面があったが、薄商いのなか売りが一巡すると買い戻される展開となった。また日経平均は5日と200日移動平均線を上回って午前の取引を終えたが、午後に入ってもなかなかプラス圏に浮上できず上値の重たい値動きが続くなか、戻りの鈍さが嫌気されたことに加え、ポジション調整と見られる取引終了間際のまとまった売り物に押され、結局5日と200日移動平均線を下回って陰線を形成して終えた。また日経500は一時下向きの25日移動平均線を下回る場面があったが、日経平均と同様に買い戻され5日移動平均線を下回ったが、25日移動平均線上を維持して終えた。TOPIXはわずかだが5日移動平均線を上回ったまま終えており、大納会の3指数の値動きは異なる結果となっている。年明けに3指数揃って株価水準を切り上げることができるかが注目される。
(インベストラスト会員向けコメントあり)