マーケットコメント


テクニカル分析

2021-12-28

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28日、3日ぶりの大幅反発、米国株高が支援材料となり29,000円台を回復して終了

28日、米国株が4日続伸となったことに加え、S&P500が過去最高値を連日で更新したことが東京市場の支援材料となった。日経平均は28,900円台に乗せて始まると先物主導で上げ幅を広げ、29,121円をつけるなど一時444円高となる場面があったが、買いが一巡すると取引開始時の価格水準まで上げ幅を縮めて午前の取引を終えた。また、午後に入ってからももち合いが続いていたが、時間外のNYダウ先物がマイナスからプラス圏に浮上したことに加え、他のアジア市場でも香港ハンセンや上海総合指数がプラスで推移していたことなどが買い安心感につながると、株価水準を切り上げて今月16日以来となる29,000円台を回復して終えた。そうしたなか業種別では、精密機器、紙・パルプ、水産・農林、金属製品など32業種が値上がり。値下がりは海運のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、アジアクエスト(マザーズ)、湖北工業(東証2部)、レーザーテックなどがたかった反面、アウトソーシングが-16.45%と下落が目立ち、FRONTEO(マザーズ)、日経ダブルインバースなどが安かった。日経平均株価の終値は29,069円16銭、+392円70銭、TOPIXの終値は2,005.02ポイント、+14.17ポイント。売買高は概算で9億52百万株、売買代金2兆1,688億円。
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