マーケットコメント


テクニカル分析

2021-12-27

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27日、日経平均は200日MAと5日MAに挟まれ小陰線を形成して続落で終了

27日、海外市場がクリスマス休暇入りで休場となるなか、国内独自の手掛かり材料に乏しく、東京市場はまちまちで始まった。日経平均は小幅高となったものの200日移動平均線を下回ったままで始まると売り物に押され、上向きの5日移動平均線をわずかに下回る水準まで下げ幅を広げる場面があった。ただ売り込む動きは見られずマイナス圏でのもち合いとなった。また、午後に入ってからもマイナス圏でのもち合いが続くと、上値の重たさを嫌気した取引終了間際の売り物に押され、小陰線を形成し、5日移動平均線上をかろうじて維持して終えた。またTOPIXと日経500も取引終了間際の売り物に押されると、TOPIXは上向きの5日移動平均線を下回ったことに加え、日経500は上向きの5日と下向きの25日移動平均線の両方を下回って終えた。明日以降、日経500の下落が続くのかが注目される。
(インベストラスト会員向けコメントあり)