マーケットコメント


テクニカル分析

2021-12-27

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27日、手掛かり材料不足で薄商いとなるなか、取引終了間際の売り物に押され続落

27日、欧米市場がクリスマス休暇入りで休場となり、国内独自の手掛かり材料が不足となるなか東京市場はまちまちで始まった。日経平均は小幅高でスタートしたものの世界的なオミクロン型の新型コロナウイルスの感染拡大への警戒から買いが続かず、直ぐにマイナスに沈むと下げ幅を広げ28,658円をつけるなど一時123円安となる場面があった。ただ売り込む動きは見られず、マイナスのままもち合って午前の取引を終えると、午後に入ってからも狭いレンジ内での値動きとなるなか取引終了間際の売り物に押され、今日の安値圏で終える結果となった。また売買代金は連日で1兆6千億円と低水準だった。そうしたなか業種別では、ゴム、その他金融、不動産、倉庫・運輸、海運の5業種が値上がり。一方値下がりは、情報・通信、非鉄金属、電気・ガス、小売、繊維、鉄鋼、精密機器など28業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、Green・Earth・Institute(マザーズ)、 FRONTEO(同)、湖北工業(東証2部)の上昇が目立ったほか、東京エレクトロンが高かった反面、ニトリHD、ZHD、ソフトバンクG、NTTなどが安かった。日経平均株価の終値は28,676円46銭、-106円13銭、TOPIXの終値は1,977.90ポイント、-8.88ポイント。売買高は概算で7億77百万株、売買代金1兆6,685億円。
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