マーケットコメント


テクニカル分析

2021-12-23

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23日、連日の薄商いとなるなか、米国株高や新型コロナ対策への期待で3日続伸

23日、米7-9月期GDP確報値が予想を上回ったことに加え、FDAが新型コロナウイルスの飲み薬の緊急使用を許可したことなどが好感され、NYダウなど主要指数が続伸して終えていたことが安心感につながり、東京市場は買い先行で取引が始まった。日経平均は28,700円台を回復して始まったあと、国内の手掛かり材料不足から売り物に押され伸び悩んで午前の取引を終えたが、午後に入ると、クリスマス休暇入りで海外の取引参加者が減少し売り圧力が弱まるなか、他のアジア市場や時間外のNYダウ先物がプラスで推移していたことなどが下支えや押し上げ要因になると、取引終了にかけて上げ幅を広げ高値引けとなった。そうしたなか業種別では、鉱業、空運、海運、輸送用機器、サービス、卸売、機械など30業種が値上がり。一方値下がりは、医薬品、紙・パルプ、小売の3業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、JDSC(マザーズ)、湖北工業(東証2部)の上昇が目立ち、リクルートHD、レーザーテックなどが高かった反面、エーザイの下落が目立ち、日立、村田製作所、ファーストリテイリングなどが安かった。日経平均株価の終値は28,798円37銭、+236円16銭、TOPIXの終値は1,989.43ポイント、+17.92ポイント。売買高は概算で8億13百万株、売買代金1兆8,853億円。
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