マーケットコメント


テクニカル分析

2021-12-21

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21日、大幅反発、先物主導で前日の値下がり分をほぼ取り戻すも商いは減少

21日、前日の大幅安の反動や時間外のダウなど主要3指数の先物が揃って上昇していたことが買い戻しにつながり、東京市場は大幅な反発で始まった。日経平均は28,300円台を回復して始まり、一時売り物に押されて上げ幅を縮める場面があったが直ぐに切り返すと、しばらくもち合ったあと再び株価水準を切り上げた。また、午後に入ってからは他のアジア市場が上げ幅を広げていたことが買い安心感につながると高値圏でのもち合いとなり、28,500円台を回復して終えた。そうしたなか業種別では33業種すべてが値上がり。上昇率が高かったのは、海運、その他製品、証券・商品、ゴム、電気機器、医薬品などだった反面、上昇率が低かったのは、電気・ガス、石油・石炭、保険、鉄鋼、輸送用機器、倉庫・運輸などとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、塩野義製薬、アドバンテスト、レーザーテック、東京エレクトロンなどが高かった反面、JDSC(マザーズ)が-6.39%と下落が目立ったほか、ZHD、ソフトバンクなどが安かった。日経平均株価の終値は28,517円59銭、+579円78銭、TOPIXの終値は1,969.79ポイント、-28.46ポイント。売買高は概算で10億15百万株、売買代金2兆3,405億円。
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