マーケットコメント


テクニカル分析

2021-12-16

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16日、FOMCの結果を受けた米国株高が支援材料となり、大幅続伸で終了

16日、今日の東京市場は大幅続伸となった。市場の注目を集めたFOMCで、金融緩和縮小のスピードを加速させることを決めたと発表されたが、予想の範囲内と受け取られ、NYダウなど主要3指数が揃って大幅高となっていたことが好感され、東京市場は続伸して始まった。日経平均は408円高で始まるとさらに上げ幅を広げ、29,000円台に乗せたものの買いが一巡すると利益確定と見られる売り物に押され、上げ幅を縮めて午前の取引を終えた。一方午後に入ってからは、じわじわと買いが優勢になると、午前の高値を上回り600円を超す上げ幅となるなか、終値で11月25日以来となる29,000円台を回復した。そうしたなか業種別では、海運、精密機器、鉱業、電気機器、医薬品、陸運など32業種が値上がり。値下がりは紙・パルプのみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、サイエンスアーツ(マザーズ)が+25.68%と上昇が目立ったほか、オリエンタルランド、キヤノン、レーザーテック、日本郵船、アドバンテストなどが高かった反面、値下がりは、日経ダブルインバースのみとなっている。日経平均株価の終値は29,066円32銭、+606円60銭、TOPIXの終値は2,013.08ポイント、+28.98ポイント。売買高は概算で10億53百万株、売買代金2兆6,517億円。
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