マーケットコメント


テクニカル分析

2021-12-15

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15日、米FOMCの結果待ちで様子見ムードが広がり高動きとなるなか反発して終了

15日、米FOMCの結果が日本時間16日の未明に発表されることから、東京市場は様子見ムードが広がる展開となった。米国株の下落を受けて小幅安で始まったあと、買い戻されてプラスに浮上し、日経平均は28,525円をつけ93円高となる場面があったが、買いが一巡すると上値が重たくなり、小幅安に沈んで午前の取引を終えた。また午後に入ってからは、前日の終値を挟んだ方向感のない値動きとなったが、結局小幅な反発で終えた。そうしたなか業種別では、輸送用機器、証券・商品、サービス、鉄鋼、水産・農林、空運など24業種が値上がり。一方値下がりは、海運、精密機器、ゴム、紙・パルプ、医薬品など9業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、サイエンスアーツ(マザーズ)が+13.20%と上昇が目立ったほか、三井ハイテック、日本電解(マザーズ)、デンソーなどが高かった反面、フレクト(マザーズ)が-9.81%と下落が目立ち、川崎汽船、商船三井、ファーストリテイリングなどが安かった。日経平均株価の終値は28,459円72銭、+27円08銭、TOPIXの終値は1,984.10ポイント、+10.29ポイント。売買高は概算で9億90百万株、売買代金2兆3,117億円。
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