マーケットコメント


テクニカル分析

2021-12-13

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13日、3日ぶりの反発、米国株の上昇が押し上げ要因となるも伸び悩み

13日、前週末の米国市場でS&P500が過去最高値を更新するなど、株価が上昇して終えていたことが東京市場の買い材料となった。日経平均は28,700円台で始まり、一旦上げ幅を縮めたあと切り返し、28,793円をつけるなど一時355円高となる場面があった。ただ10時過ぎに高値をつけたあとは積極的な売買が見送られ伸び悩んだ。また、午後に入ってからも上値が重く、他のアジア市場で上海総合やハンセン指数が上げ幅を縮めたことも重石となり、取引終了間際のまとまった売り物に押され伸び悩んで終えた。そうしたなか業種別では、海運、保険、その他金融、ゴム、機械など19業種が値上がり。一方値下がりは輸送用機器、不動産、サービス、繊維、電気・ガスなど14業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、三井ハイテックが+17.14%と値幅制限いっぱいまで買われ上昇が目立ったほか、ビジョナル(マザーズ)、川崎汽船、サイエンスアーツ(マザーズ)などが高かった反面、FRONTEO(マザーズ)、リクルートHD、トヨタ自動車、日立、エイチ・アイ・エスなどが安かった。日経平均株価の終値は28,640円49銭、+202円72銭、TOPIXの終値は1,978.13ポイント、+2.65ポイント。売買高は概算で9億55百万株、売買代金2兆2,225億円。
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