マーケットコメント


テクニカル分析

2021-12-13

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13日、12月調査日銀短観、大企業製造業は横ばい、同非製造業は大幅な改善

13日、日銀が発表した全国企業短期経済観測調査は、大企業製造業業況判断DI(足元)が+18(前回+18)と、横ばいとなり、3期連続のプラスとなっている。一方、同非製造業は同+9と前回の+2より7ポイント上昇し、3四半期連続のプラスとなった。先行きの業況判断については、同製造業は+13で前回の先行き+14から1ポイント低下する見通しとなり、足元より5ポイント低下する。同非製造業は+8と前回の先行き+3ポイントより5ポイント上昇しているが、足元の+9ポイントより1ポイント低下する見込みとなっている。2021年度のソフトウェア・研究開発を含む設備投資計画(除く土地投資額)については、大企業全産業で前年度比+9.4%と前回6月調査(同+10.0%)をわずかに下回った。想定為替レートについては、2021年度を1ドル109円09銭(上期108円82銭、下期109円35銭)と、実際のレート(113円台半ば)より円高水準に設定されており、通期の業績見通しやその後の為替変動による業績への影響が注目される。
(インベストラスト会員向けコメントあり)