マーケットコメント


テクニカル分析

2021-12-09

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9日、3日ぶりの反落、商いが大幅に減少するなか日経平均、TOPIXともに安値引け

9日、朝方、日経平均、TOPIXともに小幅安で始まったあと、日経平均はプラスに浮上して28,900円台に乗せる場面があったが、しばらくして上値の重たさが嫌気されると、徐々に売り物に押されマイナスに沈んで午前の取引を終えた。また、午後に入ってから時間外のNYダウなど米主要3指数の先物が揃ってマイナスで推移していたことや、前日まで急反発して930円余り上昇していたことも利益確定売りにつながると、そのまま下げ幅を広げ、今日の安値で終える結果となった。そうしたなか業種別では、倉庫・運輸、ゴム、空運、食料品、情報・通信の5業種が値上がり。一方値下がりは、繊維、精密機器、金属製品、電気機器、海運、非鉄金属、水産・農林など28業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、サイエンスアーツ(マザーズ)が+24.73%と上昇が目立ったほか、シーズメン(ジャスダック)GRCS(マザーズ)、レーザーテックなどが高かった反面、日立、FRONTEO(マザーズ)、SUMCO、ルネサスエレクトロニクスなどが安かった。日経平均株価の終値は28,725円47銭、-135円15銭、TOPIXの終値は1,990.79ポイント、-11.45ポイント。売買高は概算で9億84百万株、売買代金2兆3,166億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)