itrust アイトラストテクニカル分析講座2010

1日、日経平均、TOPIXともに小幅高で始まったあと売りものに押されてマイナスに沈むと、前日の安値を下回る場面があったが、売り一巡後に切り返してプラスに浮上すると、日経平均は昨日割り込んだ76.4％押しの水準を回復して上げ幅を広げた。ただ28,000円台上回る水準での買いが続かず伸び悩むと、上ヒゲと下ヒゲの長い陽線を形成して終えた。またTOPIXも取引開始後にマイナスに沈んだ場面では10月6日の安値を下回ったが、こちらも売り一巡後は買い戻されプラスに浮上して上げ幅を広げた。その後、伸び悩むと日経平均と同様に上ヒゲと下ヒゲの長い陽線を形成して終えている。一方、日経500は取引時間中に昨日維持して終えた76.4％押しの水準を下回る場面があったが、終値では維持し、下ヒゲの長い陰線を形成して終えた。3指数ともにかろうじて踏みとどまっている状態だが、引き続き日経500が76.4％押しの水準を維持できるかが注目される。
（インベストラスト会員向けコメントあり）