マーケットコメント


テクニカル分析

2021-12-01

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1日、方向感のない値動きで上値が重く、4営業日ぶりに小幅な反発で終了

1日、パウエルFRB議長の議会証言での発言を受け、NYダウなど米主要3指数が大幅に下落していたものの、前日に大幅安で終えていたことから、東京市場は買い優勢で取引が始まった。日経平均は小幅高で始まったあと、強弱が対立して一時マイナスに沈み27,594円をつけるなど227円安となる場面があったが、売りが一巡すると買いが再び優勢となり、今度は上げ幅を広げ10時過ぎには28,106円をつけ284円高となった。ただ、その後買いが続かず売り物に押される展開となるなか、他のアジア市場がプラス圏で推移していたことや時間外のNYダウ先物が上昇していたことが下支えとなり、上げ幅を縮めたもののプラス圏を維持して終えた。そうしたなか業種別では、紙・パルプ、海運、機械、輸送用機器、不動産、非鉄金属、不動産など27業種が値上がり。一方値下がりは、情報・通信、医薬品、食料品など6業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ダイキン工業、ファナック、商船三井、日本郵船などが高かった反面、マネックスG、オリエンタルランド、ソフトバンクGなどが安かった。日経平均株価の終値は27,935円62銭、+113円86銭、TOPIXの終値は1,936.74ポイント、+8.39ポイント。売買高は概算で14億41百万株、売買代金3兆2,144億円。
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