マーケットコメント


テクニカル分析

2021-11-29

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29日、長い上ヒゲ陰線を形成して続落、日経平均は終値で61.8%押し水準を下回る

29日、前週末の下落の流れが海外市場でも続いたことを受け、東京市場は窓をあけ大幅続落で始まった。日経平均は10月6日の安値から11月16日の高値までの値幅の61.8%押しの水準ぎりぎりで始まったあと、買い戻しが優勢となって小幅高まで回復して窓を埋めたが、午後に入ると再び売り物が優勢となったことに加え、取引開始時の価格を下回ると、61.8%押しの水準もわずかに下回って終えた。またTOPIXは日経平均と同様にプラスに浮上する場面があったが、買いが続かず売り物に押されてマイナスに沈むと、日経平均と同期間の高値と安値の値幅の76.4%押しの水準を下回ると同時に上ヒゲの長い陰線を形成して終えた。一方、日経500は10月6日安値と11月22日高値の値幅の61.8%押しの水準を下回る場面があったが、かろうじて維持して終えた。明日以降、日経500が61.8%押しの水準を維持できるかが注目される。
(インベストラスト会員向けコメントあり)