マーケットコメント


テクニカル分析

2021-11-26

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26日、窓をあけて大幅反落となり日経平均、TOPIXともに大陰線を形成

26日、早朝に新型コロナウイルスの新たな変異ウイルスが確認されたと伝わり、感染力の強さへの警戒から東京市場は窓をあけて売り先行で始まった。日経平均は25日移動平均線を一気に下回って始まると、そのまま下げ幅を広げる展開となった。また、午前の取引終了前に200日と75日移動平均線も下回って終えると、午後に入ってからも売り圧力が弱まらずに下げ幅が広がり、10月6日の安値から11月16日の高値までの半値押し水準をわずかに下回る場面があったが、取引終了にかけて下げ幅を縮め大陰線を形成して終えた。また、TOPIXも同様の値動きとなるなか、同期間の61.8%押しの水準を下回る場面があったが下げ渋り、下ヒゲ陰線を形成して終えた。さらに日経500も下ヒゲのある大陰線を形成したが、同期間の半値押し水準を下回ることなく終えている。休み明けの東京市場で、下落が続くのかが注目される。
(インベストラスト会員向けコメントあり)