マーケットコメント


テクニカル分析

2021-11-25

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25日、反発、薄商いのなか買い戻しが優勢となるも29500円台を回復できず終了

25日、前日の大幅安の反動から買い優勢で始まると、じわじわと上げ幅を広げる展開となり、日経平均は29,570円をつけるなど一時267円高となる場面があった。ただ、今晩の米国市場が感謝祭で休場となることから買い上がるエネルギーが乏しく、買い一巡後は伸び悩んで午前の取引を終えた。また、午後に入ってからは29,500円を維持して始まったあと、上値を試す場面があったが、材料不足で上回ることができず、薄商いのなか取引終了間際に売り物に押され、節目となる29,500円を維持できず、わずかに割り込んで終える結果となった。そうしたなか業種別では、証券、商品、鉱業、陸運、電気・ガス、その他金融など25業種が値上がり。一方値下がりは、空運、紙・パルプ、食料品など8業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、GRCS(マザーズ)が+9.62%上昇が目立ち、そーせいG(同)、FRONTEO(同)、塩野義製薬などが高かった反面、ANAHD、グローバルウェイ(マザーズ)の下落が目立ち、リクルートHD、日本航空などが安かった。日経平均株価の終値は29,499円28銭、+196円62銭、TOPIXの終値は2,025.69ポイント、+6.57ポイント。売買高は概算で9億59百万株、売買代金2兆1,145億円。
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