マーケットコメント


テクニカル分析

2021-11-24

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24日、大幅安、ハイテク株や値嵩株が売られ一時500円超の下げ幅となるも下げ渋り

24日、祝日明けの東京市場は小幅安で始まりTOPIXが一時プラスに浮上する場面があったが、日経平均はマイナスのままでプラスに届かなかったことに加え、TOPIXもマイナスに転じると売り圧力が強まった。その後しばらく節目の29,500円台で推移していたが、ハイテク株や値嵩株が売られ29,500円を割り込んで午前の取引を終えると、午後入ってからは先物主導でさらに下げ幅を広げて始まり、29,212円をつけるなど一時561円安となる場面があったが、買い戻しが入り取引終了にかけて下げ渋って終えた。そうしたなか業種別では、鉱業、石油・石炭、銀行、電気・ガスなど8業種が値上がり。一方値下がりは、サービス、精密機器、情報・通信、金属製品、電気機器、機械、化学など25業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、楽天ダブルベア、日経平均ベア2倍、三井住友FGなどが高かった反面、ベイカレントコンサルティングが-10.54%と下落目立ち、エムスリー、リクルートHD、アドバンテストなどが安かった。日経平均株価の終値は29,302円66銭、-471円45銭、TOPIXの終値は2,019.12ポイント、-23.70ポイント。売買高は概算で12億21百万株、売買代金2兆7,804億円。
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