マーケットコメント


テクニカル分析

2021-11-22

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22日、薄商いのなか売り先行で始まるも、買い戻しが優勢となりまちまちで終了

22日、ユーロ圏での新型コロナウイルスの新規感染者の増加を受け、欧米市場で株や為替が下落した流れを受け、東京市場も売り先行で始まった。日経平均は取引開始後にもみ合いから下げ幅を広げ29,542円をつけるなど一時203円安となる場面があったが、売り一巡後に買い戻しで下げ幅を縮める展開となった。また、午後に入ってからは時間外のダウ先物がプラス圏で推移していたこともあって、225先物にまとまった買いが入るとプラスに浮上し、日経平均はそのまま小幅高となり、TOPIXは小幅安で終えた。そうしたなか業種別では、海運、保険、証券、商品、ガラス・土石、倉庫・運輸など20業種が値上がり。一方値下がりは、鉱業、輸送用機器、空運、銀行など13業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、GRCS(マザーズ)が値幅制限いっぱいまで買われ+20.27%となったほか、川崎汽船、日本郵船、商船三井、塩野義製薬などが高かった反面、INPEX、グローバルウェイ、デンソーなどが安かった。日経平均株価の終値は29,774円11銭、+28円24銭、TOPIXの終値は2,042.82ポイント、-1.71ポイント。売買高は概算で10億65百万株、売買代金2兆3,720億円。
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