マーケットコメント


テクニカル分析

2021-11-19

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19日、寄与度の高い半導体関連株の上昇や円安が下支えとなり3日ぶりの反発

19日、米国市場で日経平均と連動性が高いナスダック総合指数に加え、S&P500が最高値を更新していたことが好感され、東京市場は反発して取引が始まった。日経平均は小幅高で始まったあともち合いとなっていたが、東京エレクトロンなど日経平均への寄与度が高い半導体関連株の上昇が押し上げ要因となり、日経平均は午前の取引終了にかけて上げ幅を広げて終えた。また午後に入ってからは、指数への寄与度が高い銘柄に加え、中小型株にも幅広く買いが入って指数を下支えし、商いも3兆円に迫るなか今日の高値圏で取引を終えた。そうしたなか業種別では、鉱業、卸売、精密機器、非鉄金属、輸送用機器など18業種が値上がり。一方値下がりは、空運、紙・パルプ、証券、商品、陸運、保険、サービスなど15業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、太陽誘電、三井物産、東京エレクトロン、富士フイルムなどが高かった反面、グローバルウェイ(マザーズ)が-10.06%と下落が目立ち、オリエンタルランド、ソフトバンクG、みずほFGなどが安かった。日経平均株価の終値は29,745円87銭、+147円21銭、TOPIXの終値は2,044.53ポイント、+9.01ポイント。売買高は概算で11億96百万株、売買代金2兆9,270億円。
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