マーケットコメント


テクニカル分析

2021-11-10

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10日、米株安やEPSの低下で買いが入らず売り物に押され4日続落

10日、NYダウなど米主要3指数が揃って下落して終えていたことに加え、日経平均のEPSが昨日から大幅に低下していたこともあって、東京市場は売り先行で始まった。日経平均は小幅安で始まったあとしばらくもみ合いが続いていたが、プラスに浮上できずに午前の取引を終えると、午後に入ってからは戻りの鈍さが嫌気されたことに加え、時間外のNYダウ先物がマイナスで推移していたことも上値の重石となり、29,079円をつけるなど一時205円安となる場面があった。その後買い戻されたものの戻しきれず、日経平均、TOPIXともに今日の安値圏で終えた。そうしたなか業種別では、紙・パルプ、海運、その他製品、電気・ガスの8業種が値上がり。一方値下がりは、ゴム、空運、鉄鋼、非鉄金属、卸売など25業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソフトバンクGがトップで-3.73%となったほか、マネックスG、キリンHDの下落が目立ち、ベイカレントコンサルティング、レーザーテックなども安かった。一方値上がりは、ネクソンが+13.53%と上昇が目立ち、日産自動車、川崎汽船などとなっている。日経平均株価の終値は29,106円78銭、-178円68銭、TOPIXの終値は2,007.96ポイント、-10.81ポイント。売買高は概算で11億53百万株、売買代金2兆5,202億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)