マーケットコメント


テクニカル分析

2021-11-09

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9日、10月景気ウォッチャーは現状判断DI(原数値)が56.2と2ヵ月連続の改善

9日、内閣府が発表した10月景気ウォッチャー調査の現状判断DI(原指数)は、前月差+12.9で56.2となり、景気判断の分かれ目とされる50を12ヵ月ぶりに上回った。一方、2、3ヵ月先を見る先行き判断DI(同)は前月差+1.6の58.3で、50を2ヵ月連続で上回った。続いて季節調整値だが、現状判断DIは55.5、同+13.4と、2ヵ月連続の改善となり、12ヵ月ぶりに50を上回った。また、先行き判断DIは同+0.9の57.5と、こちらも2ヵ月連続の改善となったことに加え、50を2ヵ月連続で上回った。この結果を受け、内閣府は「景気は、新型コロナウイルス感染症の影響は残るものの、緩やかに持ち直している。先行きについては、コスト上昇等や内外の感染症の動向を懸念しつつも、ワクチン接種の進展等によって持ち直しが続くとみている」とし、2ヵ月連続で上方修正した。取引時間中の発表だったが、株式市場への影響は見られなかった。
(インベストラスト会員向けコメントあり)