マーケットコメント


テクニカル分析

2021-11-09

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9日、高寄り後、午後にマイナスに転じると下げ幅を拡大して3日続落で終了

9日、NYダウなど米国株が過去最高値を更新していたことや、ソフトバンクGが1兆円の自社株買いを発表したことが日経平均株価の上昇に寄与し、買い先行で始まった。日経平均は小幅高で始まり、その後上げ幅を広げ29,750円をつけるなど一時243円高となる場面があったが、買いが一巡すると前日同様に上げ幅を縮める展開となり、小幅高で午前の取引を終えた。また、午後に入ってからは、小幅なマイナスに沈むと同時に午前の安値を下回ると、一気に下げ幅を広げる展開となり、29,240円をつけ266円安となったが、取引終了にかけてわずかに下げ渋って終えた。そうしたなか業種別では、情報・通信、鉄鋼、紅葉の3業種が値上がり。一方値下がりは、繊維、ゴム、海運、不動産、水産・農林、陸運など30業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソフトバンクGが+10.50%、アスタリスク(マザーズ)+10.44%と上昇が目立ったほか、太陽誘電、ZHDなどが高かった反面、マネックスG、ファーストリテイリング、商船三井などが安かった。日経平均株価の終値は29,285円46銭、-221円59銭、TOPIXの終値は2,018.77ポイント、-16.45ポイント。売買高は概算で11億99百万株、売買代金2兆7,458億円。
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