マーケットコメント


テクニカル分析

2021-11-02

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2日、反落、前日の大幅高の反動や祝日前の利益確定売りに押され終日軟調な値動き

2日、NY市場でダウなど主要3指数が過去最高値を更新して終えていたものの、前日の大幅高の反動で東京市場は反落して取引が始まった。日経平均は184円安でスタートしたあと売り込む動きは見られず、買い戻しで下げ幅を縮めて小幅安のまま推移し47円安まで縮める場面があった。一方午後に入ると、時間外のNYダウ先物がマイナスで推移していたことに加え、他のアジア市場で香港ハンセンが上げ幅を縮め、上海総合指数がマイナスに沈んで午前の取引を終えていたことが重石となり、再び売りが優勢となって株価水準が切り下がった。また明日が祝日となることから積極的な商いが手控えられ方向が定まらないなか、日経平均は29,500円台を維持して終えた。そうしたなか業種別では、空運、海運、繊維、電気機器の4業種が値上がり。一方値下がりは、保険証券、商品、非鉄金属、鉄鋼、その他金融、建設、ゴムなど29業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、TDKが+8.73%と上昇が目立ち、ベイカレントコンサルティング、京セラ、富士通などが高かった。一方値下がりは、三井物産、KDDI、任天堂などとなっている。日経平均株価の終値は29,520円90銭、-126円18銭、TOPIXの終値は2,031.67ポイント、-13.05ポイント。売買高は概算で11億83百万株、売買代金2兆7,777億円。
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