マーケットコメント


テクニカル分析

2021-11-01

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1日、米国株高や衆議院選挙の結果を受け大幅高となり、商いも増加して終了

1日、米国市場でダウなど主要3指数が揃って過去最高値を更新していたことや、衆議院選挙で自民党が単独過半数を確保したことから安定的な政権への期待が高まり、東京市場は買い先行で始まった。日経平均は29,300円台に乗せて始まると、わずかに上げ幅を縮める場面があったが、その後は株価水準を切り上げた。また、午前の取引終了前に売り物に押される場面があったが、岸田総理が午後の会見で11月中旬にも大型の経済対策を策定すると伝わり、取引終了にかけてじわじわと株価水準を切り上げ、一時774円高となる場面があり、そのまま今日の高値圏で終えた。また売買代金も3兆円を上回った。そうしたなか業種別では、精密機器気、機械、電気機器、食料品、海運、銀行、その他金融など32業種が値上がり。一方値下がりは、証券、商品のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、アスタリスク(マザーズ)が+10.96%と上昇が目立ったほか、レーザーテック、日本たばこ産業、アドバンテストなどが高かった反面、下落は、日経ダブルインバース、日本郵政、KDDI、村田製作所、エムスリーの5銘柄のみとなっている。日経平均株価の終値は29,647円08銭、+754円39銭、TOPIXの終値は2,044.72ポイント、+43.54ポイント。売買高は概算で12億85百万株、売買代金3兆2,825億円。
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