マーケットコメント


テクニカル分析

2021-10-27

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27日、小反落、東京以上は一時下げ幅を広げるも業績への期待で下げ渋って終了

27日、米国市場でダウやS&P500が過去最高値を更新していたものの、東京市場は前日の大幅高の反動から小幅安で取引が始まった。そのあと一瞬プラスに浮上する場面があったが、再びマイナスに沈むと今度は売り圧力が強まり、下げ幅を広げる展開となった。また午前の取引終了前には28,870円をつけるなど一時235円安となる場面があった。一方午後に入ってからは、他のアジア市場で、米中の対立が嫌気され香港ハンセンや上海総合指数が下落していたものの、時間外のNYダウ先物がプラスで推移していたことや業績発表に対する期待もあって買い戻しが優勢となり、下げ幅を縮め小幅安で終えた。そうしたなか業種別では、輸送用機器、食料品、保険、化学など9業種が値上がり。一方値下がりは、海運、空運、電気・ガス、情報・通信、非鉄金属、電気機器など24業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、アスタリスク(マザーズ)が+15.09%、新光電気工業が+14.86%と上昇が目立ったほか、シマノ、日東電工も高かった。一方値下がりは、キヤノン、日本郵船、商船三井、ソフトバンクGなどとなっている。日経平均株価の終値は29,098円24銭、-7円77銭、TOPIXの終値は2,013.81ポイント、-4.59ポイント。売買高は概算で11億44百万株、売買代金2兆6,240億円。
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