マーケットコメント


テクニカル分析

2021-10-26

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26日、米国株高が支援材料となり東京市場は大幅反発で取引終了

26日、米国市場で、NYダウとS&P500が過去最高値を更新したことから、買い安心感が広がり、東京市場は窓をあけて買い先行で始まった。日経平均は28900円台に乗せて始まったあと、上げ幅を広げて29000円台を回復した。その後は、前日の下落の買い戻しが続いたことや時間外のNYダウの先物が小幅高で推移していたことも下支えとなり、他のアジア市場が下落していたものの、日経平均は午後に午前の高値を上回り29,160円をつけ560円高となる場面があった。ただ、取引終了前に利益確定と見られる売り物におされ、わずかに上げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、海運、鉄鋼、その他金融、情報・通信、非鉄金属、医薬品、小売、ゴムなど31業種が値上がり。一方値下がりは、銀行、空運の2業種のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日本郵政がトップで、4.92%高となったほか、パナソニック、川崎汽船、NTT、ファーストリテイリングなどが高かった反面、値下がりは、キャノン、日経ダブルインバース、三菱UFJFGなどとなっている。日経平均株価の終値は29,106円01銭、+505円60銭、TOPIXの終値は2,018.40ポイント、+22.98ポイント。売買高は概算で11億41百万株、売買代金2兆5,741億円。
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