マーケットコメント


テクニカル分析

2021-10-05

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5日、大幅安で7日続落、一時27,500円を割り込むも下ヒゲ陰線を形成して終了

5日、日経平均、TOPIXともに窓をあけて大幅安で始まった。日経平均は一目均衡表の抵抗帯の上限を一気に下回って始まり、その後下げを広げた場面では984円安となって抵抗帯の下限を下回る場面があった。一方で、抵抗帯の下限を下回った水準はボリンジャーバンドの-2σを下回る水準だったことから買い戻しが入り、下げ幅を縮めて午前の取引を終えた。午後に入ってからもわずかに水準を切り上げて始まり、下ヒゲ陰線を形成すると同時に抵抗帯の下限や-2σ上を維持して終えた。TOPIXも―2σ上を維持して終えたが、日経500は25日移動平均線が下向きに変化したことに加え、-2σを割り込んで終えている。そうしたなか、3指数ともにサイコロジカルラインが25%を下回っており、明日以降、日経500が-2σ上を回復できるかが注目される。
(インベストラスト会員向けコメントあり)