2025-12-15
15日、日銀が発表した12月調査の全国企業短期経済観測調査は、大企業製造業業況判断DI(最近)が+15(前回+14)と、前回に続き1ポイント上昇し、3四半期連続の改善となった。また、同非製造業は足元+34と前回(+34)と同じだった。先行きの業況判断については、同製造業は先行き+15で、最近の+15と同じ予想となっている。同非製造業の先行きは+28と、最近の+34より6ポイント低下するものの、前回の先行きと同じ水準となっている。2025年度のソフトウェア・研究開発を含む設備投資計画(除く土地投資額)については、大企業全産業で前年度比+10.8%となり、前回9月調査(同+11.0%)をわずかに下回った。想定為替レートについては、2025年度を1ドル147円06銭(上期146円80銭、下期147円33銭)と、実際のレート(155円70銭台:12日NY終値)より円高水準に設定されており、今期業績へのプラスの効果が期待される。取引開始前の発表だったが、市場への影響は見られなかった。 (インベストラスト会員向けコメントあり)
15日、日銀が発表した12月調査の全国企業短期経済観測調査は、大企業製造業業況判断DI(最近)が+15(前回+14)と、前回に続き1ポイント上昇し、3四半期連続の改善となった。また、同非製造業は足元+34と前回(+34)と同じだった。先行きの業況判断については、同製造業は先行き+15で、最近の+15と同じ予想となっている。同非製造業の先行きは+28と、最近の+34より6ポイント低下するものの、前回の先行きと同じ水準となっている。2025年度のソフトウェア・研究開発を含む設備投資計画(除く土地投資額)については、大企業全産業で前年度比+10.8%となり、前回9月調査(同+11.0%)をわずかに下回った。想定為替レートについては、2025年度を1ドル147円06銭(上期146円80銭、下期147円33銭)と、実際のレート(155円70銭台:12日NY終値)より円高水準に設定されており、今期業績へのプラスの効果が期待される。取引開始前の発表だったが、市場への影響は見られなかった。
(インベストラスト会員向けコメントあり)