itrust アイトラストテクニカル分析講座2010

1日、日銀が発表した6月調査の全国企業短期経済観測調査は、大企業製造業業況判断DI（最近）が＋13（前回＋12）と、1ポイント上昇した。また、同非製造業は足元＋34と前回の同＋34より1ポイント低下し、17四半期連続のプラスで、2四半期ぶりの低下となった。先行きの業況判断については、同製造業は先行き＋12で最近の＋13より1ポイント低下する予想となっている。同非製造業の先行きは＋27と、最近の＋34より7ポイント低下し、前回の同＋28ポイントより1ポイント低下する見込み。2025年度のソフトウェア・研究開発を含む設備投資計画（除く土地投資額）については、大企業全産業で前年度比＋4.9％となり、前回3月調査（同＋2.9％）を上回った。想定為替レートについては、2025年度を1ドル145円72銭（上期145円87銭、下期145円56銭）と、実際のレート（142 円84銭台：1日20時50分）より円安水準に設定されており、今期業績への影響が注目される。
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