マーケットコメント


経済指標

2021-08-10

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

10日、7月景気ウォッチャーは現状判断DI(原数値)が47.7と2ヵ月連続の上昇

10日、内閣府が発表した7月景気ウォッチャー調査の現状判断DI(原指数)は、前月差+2.3で47.7となり、景気判断の分かれ目とされる50を9ヵ月連続で下回った。また、2、3ヵ月先を見る先行き判断DI(同)は前月差-5.5の47.1で、50を2ヵ月ぶりに下回った。続いて季節調整値だが、現状判断DIは48.4、同+0.8と、2ヵ月連続の上昇となり、9ヵ月連続で50を下回った。また、先行き判断DIは同-4.0の48.4と、こちらは3ヵ月ぶりの低下となったことに加え、50を2ヵ月ぶりに下回った。この結果を受け、内閣府は「景気は、新型コロナウイルス感染症の影響による厳しさは残るものの、持ち直している。先行きについては、感染症の動向を懸念しつつも、ワクチン接種の進展等によって持ち直しが続くとみている」と据え置いた。取引時間中の発表だったが、株式市場への影響は見られなかった。
(インベストラスト会員向けコメントあり)