マーケットコメント


経済指標

2021-07-08

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

8日、6月景気ウォッチャーは現状判断DI(原数値)が45.4と3ヵ月ぶりの上昇

8日、内閣府が発表した6月景気ウォッチャー調査の現状判断DI(原指数)は、前月差+9.0で45.4となり、景気判断の分かれ目とされる50を8ヵ月連続で下回った。また、2、3ヵ月先を見る先行き判断DI(同)は前月差+5.8の52.6で、50を4ヵ月ぶりに上回った。続いて季節調整値だが、現状判断DIは47.6、同+9.5と、3ヵ月ぶりの上昇となり、8ヵ月連続で50を下回った。一方、先行き判断DIは同+4.8の52.4と、こちらは2ヵ月連続の上昇となったことに加え、50を4ヵ月ぶりに上回った。この結果を受け、内閣府は「景気は、新型コロナウイルス感染症の影響による厳しさは残るものの、持ち直している。先行きについては、感染症の動向を懸念しつつも、ワクチン接種の進展等によって持ち直しが続くとみている」と上方修正した。取引時間中の発表だったが、株式市場への影響は見られなかった。
(インベストラスト会員向けコメントあり)