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マーケット情報

2025-10-24

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24日、米国株の上昇でAIや半導体関連株が買われ反発、TOPIXは最高値更新

24日、米国市場でAIや半導体関連株が買われたことが東京市場にも波及し、関連株が買われ反発して始まった。日経平均は49,000円台を回復して始まり、しばらくもみ合いが続いたが、為替市場でドル円が152円台半ばからさらに円安に振れると、先物が買われて上げ幅を広げる展開となった。また、午後の取引開始早々には49,435円をつけるなど一時793円高となる場面があったが、高市新首相の所信表明演説が始まってからは徐々に上値が重たくなり伸び悩んだものの49,000円台を回復して終えた。一方TOPIXは過去最高値を更新して終えた。そうしたなか業種別では、非鉄金属、鉱業、電気機器、ガラス・土石、情報・通信など16業種が値上がり。値下がりは、不動産、その他製品、その他金融、医薬品、保険、電気・ガス、小売など17業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、キオクシアHDが+19.13%、名村造船所(S)が+14.51%、JX金属が+8.54%、ソフトバンクGが+5.69%、ディスコが+5.03%と上昇が目立ち、フジクラ、古河電工など17銘柄が高かった反面、東洋エンジニアリングが-9.88%と下落が目立ち、ニデック、東京電力HDなど13銘柄が安かった。日経平均株価の終値は49,299円65銭、+658円04銭、TOPIXの終値は3,269.45ポイント、+15.67ポイント。プライム市場の売買高は概算で21億12百万株、同売買代金は5兆3,263億円。
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