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2025-10-03

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3日、大幅高、日経平均は続伸で45,000円台を回復、TOPIXは3日ぶりの反発

3日、米国市場でNYダウなど主要株価指数が過去最高値を更新して終えていたことや、取引時間中に円安に振れたことなどが買い材料となった。米国市場でナスダック総合やSOX指数など、日経平均との連動性が高い株価指数が過去最高値を更新して終えていたことが買い材料となり、日経平均、TOPIXともに買い先行で始まった。日経平均は45,000円台を回復すると、そのまま上げ幅を広げる展開となった。また、植田日銀総裁が講演のなかで利上げに対して従来の姿勢を示したものの、早期の利上げに言及しなかったことが円安につながると、日経平均は一段高となって午前の取引を終えた。一方午後に入って高値圏でのもち合いが続いていたが、午後2時過ぎの記者会見でも植田日銀総裁が早期の利上げに言及しなかったことが半導体関連株の買い戻しや買いにつながって日経平均を押し上げ、続伸となり今日のほぼ高値で終えた。TOPIXは3営業日ぶりの大幅な反発で終えた。そうしたなか業種別では、電気機器、電気・ガス、繊維、情報・通信、サービス、その他金融など28業種が値上がり。値下がりは、鉱業、石油・石炭、保険など5業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、キオクシアHDが+14.23%、日立が+10.26%、東京電力HDが+8.46%、メタプラネット(S)が+7.43%、ルネサスエレクトロニクスが+7.28%と上昇が目立ち、アドバンテストなど22銘柄が高かった反面、良品計画が-7.35%と下落が目立ち、サンリオ、川崎重工業など8銘柄が安かった。日経平均の終値は45,769円50銭、+832円77銭、TOPIXの終値は3,129.17ポイント、+41.77ポイント。プライム市場の売買高は概算で23億00百万株、同売買代金は5兆2,077億円。
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