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2025-10-02

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2日、まちまち、米国株の上昇や前日下落の反動で日経平均は反発するも伸び悩み

2日、つなぎ予算案が米議会上院で否決され政府機関が閉鎖する事態となったが、S&P500やSOX指数が過去最高値を更新するなど、米国株が揃って上昇して終えていたことが東京市場の買い材料となった。日経平均は小幅高で始まったあと、指数への寄与度が高い半導体関連株が買われたことから水準を切り上げ、45,125円をつけるなど一時575円高となる場面があったが、買いが一巡すると伸び悩んだ。また東証プライム市場で、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を上回っていたことからTOPIXはマイナスに沈んで午前の取引を終えた。一方午後に入ると、半導体関連株の一角が上げ幅を拡大して日経平均とTOPIXを押し上げたが、取引終了にかけて伸び悩み、日経平均は5営業日ぶりの反発、TOPIXは続落で終えた。そうしたなか業種別では、医薬品、非鉄金属、精密機器、金属製品、機械など16業種が値上がり。値下がりは、電気・ガス、サービス、空運、不動産、陸運、その他製品など17業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、キオクシアHDが+14.90%、メタプラネット(S)が+12.21%、ディスコが+11.71%、KOKUSAI ELECTRICが+11.30%、東京エレクトロンが+7.88%、第一三共が+7.66%、サンリオが+6.54%、ソフトバンクGが+5.78%、JX金属が+5.30%と上昇が目立ち、アドバンテストなど15銘柄が高かった反面、ソニーFGが-8.22%、東京電力HDが-7.87%と下落が目立ち、ソニーGなど15銘柄が安かった。日経平均の終値は44,936円73銭、+385円88銭、TOPIXの終値は3,087.40ポイント、-7.34ポイント。プライム市場の売買高は概算で25億10百万株、同売買代金は5兆4,768億円。
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